働き方改革は環境変化による生存競争
- 阿久津 徹
- 2019年8月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年8月19日
働き方改革関連法案は企業に変化を強制的に求め、まるで環境変化に対応できなかった恐竜が絶滅したがごとく生存競争がはじまる。

そこまで言うとオーバーという方もいるでしょうが、果たしてそうでしょうか。
働き方改革って誰のため
国民の消費を促すためです
働き方改革は消費増税が行われるこのタイミングで行う必要はないんですが、休日が増えれば必ず消費も増えます。
働き方改革で企業の人件費は5-7%UPする
有給5日制は企業がお金を払って従業員に有給を取らせる仕組みです。
インターバル制度は11時間は退勤と出勤の間を空けさせる仕組みです。
起算方法も変わりパートの方も有給をとれる方が出てきます。
自分が出勤しても取引先の相手が有給を取っていてチャンスロスもします。
ある社労士の先生は「企業の人件費は5~7%上がる」と言っています。
ですが、従業員のお給料は増えはしません。むしろ休日が増え消費をして欲しい。
表向きは働き方改革ですが、お財布の紐緩めてね改革とも取れます。
変化に対応できない企業は…
淘汰されていきます
氷河期それまで地球では最強だったと思われる恐竜は絶滅しました。
隕石説など理由はいろいろありますが、大きな環境変化があったことは間違いありません。
そして生き残ったのは肉食で大きな生物でも、草食で群れを成していた生物でもなく、
ネズミのように雑食で寒さに耐えられるなど環境変化に順応できた生物でした。
これは企業の生存と同じです。
リーマンショック期や消費税8%期など、企業は時代や環境や法の変化にさらされ、
その変化に耐えられた企業が生き残ったのです。
今回の「働き方改革期」にはどのような企業が生き残るのでしょうか。
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